【神殿家族歴史】家族歴史が楽しくなる映画


ただ、家族歴史とだけ聞くと、戸籍謄本を取ったり、ただ情報を入力したりとあんまり楽しくないイメージがあるかもしれません。(実際はとても楽しいのですが…)

教会が作ったものではないですが、家族歴史を楽しく感じられるような映画を紹介します。


1、「リメンバーミー」


<あらすじ>

音楽が大好きな少年ミゲルでしたが、その一族は音楽をすることを禁じられていました。そしてある時、ミゲルは先祖たちが暮らす死者の国に迷い込んでしまいます。

ミゲルはそこで亡くなった親戚たちと、陽気で孤独なヘクターという骸骨に出会います。

<家族歴史とのつながり>

この映画の舞台はメキシコです。メキシコでも日本のお盆と同じように「死者の日」という死者の魂が戻ってくるため、祭壇を作ったり、お墓を飾り付けたりするという風習があります。この映画でも死者の国から、生者の国へ行こうとするシーンが描かれるのですが、そのためには生者の国で自分の写真が飾られていないと行くことはできません。

そして、生者の国で誰からも完全に忘れられると、死者の国からも完全に存在が消えてしまうという決まりがあります。ミゲルは、ヘクターの存在が消えないように協力します。

リメンバーミーを観ると死者を忘れないことの重要さ、家族とのつながりの大切さを感じられます。

ディズニー映画ですので、映像もとても美しく、アクションシーンもたくさんあるので、小さなお子さんでも一緒に楽しんで観ることができます!


2、未来のミライ


<あらすじ>
甘えん坊の男の子くんちゃんは、新しく妹ができます。しかし、みんなを奪われた気がしてくんちゃんは妹を好きになれません。
ある時、未来から来たくんちゃんの妹ミライと出会い、不思議な冒険が始まります。

<家族歴史とのつながり>

映画の中で、くんちゃんは幼い頃の母や曽祖父の青年時代へとタイムスリップします。親の子ども時代を聞くことにつながったり、会ったことのないひいおじいちゃんについて調べることにつながるかもしれません。

作品の中では、白樺の木が家族の歴史を記録する「索引」として出てきました。


「サマーウォーズ」や「時をかける少女」の細田守監督の作品です。関係ないけど、おじいちゃんの青年時代がめちゃめちゃカッコいいので注目です。


3、ミラクル コークビルの奇跡


<あらすじ>

1986年、アメリカ・ワイオミング州コークビルで起きた実際の小学校人質爆弾を元にした映画です。同じ部屋に爆発物を持った犯人、子どもたち、教師が数名がいました。

それにもかかわらず爆発が起きた後、亡くなったのは犯人夫婦のみでした。その後、子どもたちが見た奇跡とは…。


<家族歴史とのつながり>

爆発が起きた時、何人もの子どもたちが「天使を見た」と発言をしました。そして、その天使は子どもたちの先祖でした。子どもたちが昔のアルバムを見て「この人がわたしを守ってくれた」と言うのです。

事件が起きた地域では、末日聖徒イエス・キリスト教会の会員がたくさん住んでいました。そして、この映画の監督・脚本は、T・Cクリステンセンも末日聖徒の教会員です。映画全体で、「祈り」について深く描かれています。

子どもたちは、人質にされた時、何人かの子どもたちが自発的に「祈ろう」と言って祈ったそうです。

その後、爆発が起きた状況を考えると、子どもたちや教師の間に一人も死者がいなかったことは奇跡としか言いようがない状況でした。

映画の大部分は、犯人たちの犯罪が描かれているので、見る人によっては辛いかもしれません。けれど、最後に子どもたちの祈りが叶えられたこと、先祖がわたしたちを愛してくれていること、人が変わるということを感じられるとてもおすすめの映画です。

この映画はアマゾンプライムでも視聴することができます。

アマゾンプライム「ミラクル コークビルの奇跡」



以上です。

もし皆さんも家族歴史を感じられる作品がありましたらぜひコメント欄で教えてください!


Karin


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