結婚を望みつつ 信仰をもって 行動する(リアホナ記事)
2023年6月のリアホナで「結婚を望みつつ
信仰をもって
行動する」という独身成人向けの記事がありました。
将来、結婚の祝福を望みながらも、その祝福を得られていない喪失感は、「曖昧な喪失」と呼ぶとその記事では話しています。
「愛する人を亡くす」という喪失感は、悲痛に打ちのめされ、大きな悲しみではありますが、その「喪失」は「明確」なものです。そのため、時間をかけて、徐々に慰めを得られます。
しかし、「曖昧な喪失」は、期限はなく、不安、孤独、不満、怒りなどの感情の状態に陥ります。
それは、独身の方以外でも、不妊に悩む方、家族が認知症で悩む方などにも当てはまる感情です。
私がその中で、時に印象に残ったのは、「複数の視点の有効性を認める」ことでした。
下記、記事からの引用です。
自分の経験を複数の視点で見て,それらを同時に肯定することは大切で す。以下はその例です:
• 「わたしは結婚することへの希望を抱き続け,同時に,有意義で楽し い方法で生活しながら前に進むことができる。」
• 「わたしは今伴侶がいないことを悲しく思い,同時に,将来伴侶を得 られるという希望を持つことができる。」
• 「わたしは友人や家族との関係を大切にし,同時に,伴侶との関係を 望むことができる。」
• 「わたしは将来の伴侶と出会う努力をし,同時に,それは主の時や相 手の選択の自由によって左右されることがあると信じることができ る。」
自分が独身の頃に、こう思っていました。「もし、結婚そのものを諦められたら、もっと気持ちが楽になって幸せになるかもしれない」
結婚の祝福を願う気持ちがある以上、それを得られていない自分は、不幸であると感じていたのです。
しかし、この記事では、結婚の祝福を得たいと思いつつ、幸せな状態を得られると、自分自身で気づくことが重要だとわかりました。
この方法は色々なことに応用可能だと感じました。
将来得たい祝福を諦めることなく、こう考えることできます。
自分が中々仕事で成功しない時:「将来、大きな仕事が来るための努力をしつつ、同時に、小さな仕事でも満足を得ることができる。」
不妊で悩んでいる時:「今、自分に子どもができないことを悲しく思いつつ、同時に、夫婦二人だけの生活も楽しく過ごすことができる。」
人間関係で傷ついている時:「自分の心が傷ついたことを認めつつ、同時に、相手を赦し、愛する強さを得ることができる。」
全ての問題が解決されてなくても、私たちは、希望を見出し、幸せを感じることができます。
そして、イエス・キリストがその助けをなさってくださいます。
「すべて
重荷 を負 うて苦労 している者 は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休 ませてあげよう。わたしは
柔和 で心 のへりくだった者 であるから、わたしのくびきを負 うて、わたしに学 びなさい。そうすれば、あなたがたの魂 に休 みが与 えられるであろう。わたしのくびきは
負 いやすく、わたしの荷 は軽 いからである」。
(マタイ 11: 28 -30)
Karin
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