映画観てきました!思った以上に自分にとって特別だった『ドラえもん』


3D用のメガネ(メガネにかける用)を購入して準備万端!


『STAND BY ME ドラえもん』を観てきました!


ドラえもんが3Dになるのが珍しくて、前から観たいなあと思っていたのですが、念願かなって、帰省中に時間があったので観ることができました。

予想以上に良かった。そして、泣けた。

キャッチコピーのひとつに「すべての子ども経験者へ」というものがありますが、まさにドラえもんを観て育った今の大人たちにピッタリな作品でした。

ドラえもんの声が変わってから、「もうあんなのドラえもんじゃない!」と思って良い気持ちじゃなかったけど、今回観てから、「やっぱりドラえもんはドラえもんのままでいたんだなあ」と思いました。むしろ、「前のドラえもんよりも可愛さがあるかも?」と感じました。
 3Dなので、ドラえもんの口が立体的だったり、丸みを帯びてる感じも表現されてて可愛さが増したのかもしれません。

そして、3Dならではの疾走感のある描写も楽しかったです!
日本ではあんまりアニメCGで良い評判は聞かないですけど、この作品はとても頑張って作ったなあという感想を持てます。未来の町並みの作り込みが手抜きじゃない。
タケコプターで飛ぶところとか、ディズニーランドなどのアトラクションで作ってほしいくらい。

ストーリーはドラえもん好きなら見たことのある「結婚式の前夜」や「帰ってきたドラえもん」(今気付いたけど、この上なくネタバレのタイトルだなあ・・)などでした。もう、これを想像しただけでも泣けるんですが、大人になった今、もう一度彼らを見たときに、子どもの頃の感情が思い出されました。

どうしようもなく片思いしてた同級生の子のことだったり、 自分が全然力が無くて情けなくて泣いたことや、友達と別れるのが辛すぎてまた泣いたことなど・・・
弱いところがたくさんあったよなあと思います。

そんなときにのび太にドラえもんのような存在がいたことがどんなに助けになっただろう。
きっと、自分にもそういう存在はいたんだろうなあと思います。
それが時々、友達だったり、親だったりしてたのでしょう。

子どもたちにはこんな目をして見守ってくれる存在が必要だなと思いました。


「ほんとにあの子はだめだなあ」と思いつつも、愛しい気持ちで、側にいてくれるような存在。

わたしは「ドラえもん」の作品自体を好きだと意識したことなかったですが、自分の思った以上に「ドラえもん」に愛着があったのだなーと気付きました。

世では、「ドラえもんの最終回」として非公式の漫画が出回っていますが、それを見てもわかるように、みんながドラえもんはずっと生き続けていてほしいと思っているんですよね。

公式な最終回はきっと無いのだと思います。
「あの作品って最後どうなるんだっけ?」って言われて、でも、ずっとみんなの心に残り続ける作品が良い作品なのかもしれないと感じました。

今度、子どもの頃に見た「ドラえもん」の映画をまた観たいな。

Karin Yuki


コメント

人気の投稿