【イザヤ書研究】暗号としての役割を果たす古代の名前から

こちらの記事は、イザヤ研究所インターナショナルから発行されている「終わりのことを初めから」 を個人的に研究し、学んだことを記録しているものです。

個人的な見解や表現も含まれておりますので、ご了承ください。

本日は、P.28-31からです。

暗号としての役割を果たす古代の名前

古代の預言者は自分達の預言が二度成就すると知っていた仮説があります。
一度目は彼らの時代、二度目は世界の終わりの時代です。
そのため、特定の国の名前が出てきても、それは世の終わりの預言については、同じ国を指さないかもしれません。当時、預言者が馴染みのある国を取り上げただけであったり、本当の国名を出すと私たちの信仰を行使する余地がないためです。
実際、現在のギリシャやエジプトと当時のその国々の規模や周りの国々への影響力を考えると、全く異なります。


大国の名前は終末の大国の暗号名に過ぎず、重要なのはその役割です。それぞれの預言で大国が果たす役割は本質的に変わっていません。
そうであれば、週末のシナリオにおいて、「古代の大国の名前」=「終末の大国の暗号名」であるなら、ダニエル書「北の王」=イザヤ「アッシリア王」=エレミヤ「バビロンの王」と同じです。

預言者は、時の終わりまで示現を見た人々で、自分の時代と終末の時代、両方の時間枠に合わせた預言の文章を残しました。

将来の世界規模の裁きの余型

古典的預言と終末預言の両方のパターンが示すこと
→2つのシナリオが起こるということ

例えば、神がご自分の民をエジプトでの束縛から解放された時、ファラオの軍隊が紅海で滅びるまで民の解放は完了しませんでした。
滅亡と回復は、切っては離せない不可分の出来事です。

ヘブライの預言者たちはイスラエルの歴史には予型的な側面があることを認識していました。そして、それを自分自身の預言へと組み込みました。

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本日の学びはここまで。
テキストを読んでいると、同じような内容が繰り返されているように感じます。
ずっとパターンについて書かれていると思います。
繰り返されれるということはそれほど重要なことなのでしょう。

Karin

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