神友
この詩は、末日聖徒イエス・キリスト教会の後輩たちがオリジナルで作ったものです。それにわたしがイラストを付けさせていただきました。
場面は、わたしたちが地球での役目を終え、天へと行き、裁きを待つところから始まります。
純粋な想いと友への愛が感じられるとても素敵な詩です。
________________________
私は今、主にお会いする用意が出来ているだろうか?
ずっとずっと待っていたこの時がどんどん近づいている。
主の目から見て私はどう映るのだろう。
試しのために送られた地上でどんな生き方が出来たのだろうか。
私の記憶から抜けているような小さな出来事も
大切に刻まれた特別な記憶も全てをご存知でいるお方。
苦しいときも主を思い起こすだけで、励まされた。
主が与えてくださった、多くの祝福のおかげで、前をむくことができた。
主は私に大きな愛や慰め、平安、喜び、導きをお与えになり、
主の望まれたところへ行くため、そして成長し、愛を知るために、
地上で大切な家族、友人に、出会わせてくださった。
思い起こせば、深い悲しみや不安で光が見えなくなったこともあった。
どうすれば主を近くに感じ、愛を感じられるか、さまよいながら過ごした日があった。
そんな時、私には
悲しみを分かってくれる友がいた、
傍にいてくれる友がいた、
私のために祈ってくれる友がいた、
気にかけて優しくしてくれる友がいた、
手を差し伸べて力になってくれる友がいた、
そんな友のおかげで心に暖かい気持ちが広がった。光がまた見えた。
主の確かな愛を強く知ることが出来た。
喜びと希望を与え、主の下に続く道へと導いてくれた・・・
そして私はやっと主とお会いする。
私は主を前にし これまでにないほどの喜びを感じた。
私がずっと信じてきた御方が立っておられる。
私は主のもとへ歩み寄り思いを告げた。
『主よ、私はこれまであなたの戒めを忠実にまもってきました。
大きな試練、誘惑、どんなに苦しいことにも耐え、あなたに従っていました。
人々に愛を示し、教え、熱心に求めました。
主が私たちのために罪を贖われたので私は世の汚れを全て捨て、清い者となり、あなたとお会いする用意をしてこれました。
そしてこの時を私はずっと待っていました。地上で私は主が望んでおられることを望み、
あなたが示された模範を私も行い主に近くなれるよう力を尽くしてきました。
主よ、あなたはいつも私の傍におられました。私はそれを知っています。私が主を求めるとき、そのことを強く感じました。 決して一人で歩んできたのではないことを知っています。
主よ、私は地上での働きを良しとされ 神の王国へ行きあなたと御父のもとで永遠に暮らすことを望んでいます。』
主は言われた。
『父はあなたの地上での行いを見て、あなたを正しい者とした。祝福された者よ、私のもとに来なさい。
私の父の住まいにはあなたのために用意された場所がある。』
さらに天は開かれそこへ行くとそこには私の愛する人々と共に神様が待っておられた。
神様は私を抱き、迎え入れ言われた。
『忠実な僕よ、よくやった。あなたは私達、またあなたの愛する人々と共に永遠に暮らすことが出来る。
それは私を友とし、私の望むことをあなたの友にしたからである。』
コメント
コメントを投稿